初級 フォーカス |
フォーカスとはピントをあわせる機能です。
初級編の設定としてはAF(=オートフォーカス)でマクロモードならOKです。
ここでは自分の意思をはっきりさせなくてはいけません。
写真のどこにピントをあわせるか?
どこでもいいからピントが合って欲しいのか?で違います。
例えば魚の撮影の場合、魚の目にピントが合っていたほうがいいので、
ターゲット枠(=ピントの合うエリア)の中央に魚の目を入れる。
もしくは魚の目の場所にターゲット枠を移動させます。
例えば小さな魚の群れを撮影する場合や風景を撮影する場合、
どこにピントが合っても問題ないようなときならターゲット枠を大きくしておいても問題ありません。
むしろこちらの方がピントの合うスピードが速い場合もあります。
ターゲット枠を小さくした状態(例 XZ-1) 緑の枠に入った場所でピントを合わす | ターゲット枠を大きくした状態(例 XZ-1) 緑の枠全体の平均でピントを合わす |
ターゲット枠を小さくして、被写体の目を入れればピントが目に合いやすくなる | ターゲット枠を動かさなければ 目にはピントが合わない |
ターゲット枠を目の場所まで動かせば 目にピントが合う | ターゲット枠を大きくしたら どこにピントが合うかカメラ任せになる |
フォーカスロック(=半押ししてピントを合わせ、カメラをずらして構図を作る)
という方法もありますが、カメラを平行移動させるスキルがあり、液晶でピントがはっきり確認できるのなら有効です。
フォーカスロックに自信のない人は、ターゲット枠を移動させたほうが失敗が少なくなります。
初級 測光 |
写真で写す範囲の、どこで明るさを測るかを決める機能です。
明るさを測った場所が適正露出になるように露出が決定され、
その場所に対してTTLが作動するので重要なポイントです。
どのカメラにも3パターンあって
ESP、評価、マルチポイント・・・写す範囲全体の平均を測ります。
中央重点・・・写す範囲の中央周辺で測ります。
スポット・・・任意の1点で測ります。
スポット測光の場合、ターゲット枠と測光点が一緒に動く機種と、
ターゲット枠が動いても測光点が中央から動かない機種があります。
測光パターンの選び方は人それぞれですし、
状況によって最適な測光パターンがかわります。
また、正確に測光することが不可能な状況もありますのでとりあえずESP測光でいいと思います。
(後に違うパターンをお勧めしますが)